会報2012-3 19号 ニホンマムシ号
ニホンマムシ(日本蝮)
学名:Gloydius blomhoffii
分布:北海道、本州、四国、九州、大隅諸島、伊豆大島、八丈島
全長45~80cmぐらいで、他の蛇に比べて太短く、三角形の頭、瞳が縦に長い、暗褐色の舌、ピット(熱感知器官)を持つ、卵胎生などの特徴を持つ。
いわずと知れた毒蛇であるが、毒量は少なく、年間約3,000人の被害の中、死者5~10名程度とされる。…が、毒性は強いので注意を要する。筆者もかつて咬まれて入院したことがある(顛末記はバックナンバーを参照のこと)。良好な自然環境のもとで生息しており、侍従川流域では噂は聞くものの姿を見ることは稀である。 解説:山田陽治