▶会報2021-2 54号 キマダラミヤマカミキリ号

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会報2021-2 54号 キマダラミヤマカミキリ号
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キマダラミヤマカミキリ(黄斑深山髪切)
学名:Aeolesthes chrysothrix chrysothrix


5月〜8月頃に見られる中型のカミキリムシ。 体は金色のビロード状の微毛に覆われ、光が当たると輝いて見える。黄斑というより金斑の方が良く似合っている。和名のミヤマは深い山という意味から付いたと思われるが、平地の公園等でも見ることができる。平地から山地の雑木林に生息し、成虫はクヌギやコナラ等の樹液やミズキ等の花に集まる。産卵はクリやクヌギ等の朽木に行い、幼虫は朽木を食べて成長する。本州、四国、九州と周辺の島に分布し。南西諸島に3亜種が生息するが、本州に似た
種はいない。待従川周辺ではここ5年ぐらいで見られるようになった。私が毎日のように朝比奈や大道で虫捕りをしていた10年程前は見たことが無かったので最近になって増えてきた種類だと思われる。(深沢大地)

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