▶会報2024-3 67号 トキリマメ号

トキリマメ(吐切豆) 学名:Rhynchosia acuminatifolia Makino
別名:オオバタンキリマメ(大葉痰切豆)
 山野に生えるマメ科のつる性多年草で葉は薄く毛も少ない。頂小葉は先端がとがった卵形で長さは4~10cm、巾2.5~6cm。花は6-9月頃に開き黄色。莢は長さ約2cm、巾約1cm程度で細毛があり扁平で紅熟する。徐々に乾いて開裂し、
莢の縁(縫合線)の上に黒色の種子2個がぶら下がる。
【分布】暖帯:本州(関東地方以西)・九州・朝鮮
【参考】非常によく似た植物にタンキリマメ(痰切豆)がある。トキリマメの小葉(頂小葉/側小葉)は先が尖り、頂小葉の幅は基部側が最大であるに対し、タンキリマメの小葉は厚く丸みがあり、頂小葉の中央から先の幅が広い特徴を有している。(寺尾勝廣)

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