▶会報2023-2 62号 ホウチャクソウ号
ホウチャクソウ(宝鐸草) 学名:Disporum sessile
温帯から亜熱帯にかけて見られ、日本全国に分布する。原野、竹やぶ、雑木林などの陰地に良く見られる多年草。茎の高さは30-50cm。無毛、基部は褐色膜質の葉鞘で包まれている。上部は分枝し、葉は互生している。葉は卵状の楕円形7-11mm。花は4-5月、枝の先に1個まれに2個つき、下垂して咲く。花柄は長さ12-25mm。花冠は筒状で先が広くなり、長さ22-28mm、花弁は6枚で白から緑へのグラデーションが美しい。花が垂れ下がって咲く形状が寺院建築物の軒先の四隅に吊り下げられた飾りである宝鐸に似ていることから宝鐸草(ホウチャクソウ)と名づけられた。-寺尾晴美
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