▶会報2025-3 71号 セグロチョウチョウウオ号

● セグロチョウチョウウオ(背黒蝶々魚)学名:Chaetodon ephippium
 スズキ目チョウチョウウオ科の海水魚で体長約30センチと、チョウチョウウオの仲間の中では比較的大型になる。
 成魚は背鰭軟鰭が徒長し、腹部に数本の鮮やかな青い線が現れる。千葉県以南から小笠原諸島、東インドまでの暖かい海域に分布し、夏季から秋季には死滅回遊魚として本州近海に出現し、やや稀である。稚魚は河口域や内湾環境などを好み侍従川河口でも確認されている。(五月女陽斗)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です